2016年11月25日金曜日

外伝あとがき

長い駄文を最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
この小説は、元々第二部で終了予定
だったのですが、どうしても書きたく
なってしまったので、本日一気に
書き上げた次第です。
一人称の違いの通り、第一部と第二部
とは別の人物です。

モデルとなった人物は、「ダイの大冒険」で
例えると、ポップのような存在です。
ポップの初期の頃の弱い部分を、少し怒り
やすい所がある、少しやりにくい所が
ある、という感じにおきかえると過去の彼です。
その後の大成長っぷりも含めて。

昔から彼の事を知っている私は、
数ヶ月振りにクラチャで再会した時、
言葉使いひとつで確信しました。
とんでもなく成長している、と。

実際に数ヶ月一緒にクラクラをして、
肌で感じ、人の成長する事の凄さ、
楽しさを感じ、それがクラクラに
よってできた事が、凄いなと思いました。

正直、見る人が見たらモデルがバレバレ
なので、若干恥ずかしいですが、
どうしても書きたくなってしまったので(^_^;)
(ちなみに、モデルにする事も伝えておりません)

ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
最後に、最高の漢になった彼に一言だけ
「さよならは言いません。また、いつの日か。」


リアル

リアルは、大事にしている方だと思っていた。
誰かと会う時、予定がある時は、俺は
クラクラにINする事はない。

しかし、第三者から見たら、そうでも
なかったようで・・・いろいろと指摘を受ける。
上手くリアルとクラクラのバランスを
取って、どちらもいい具合に楽しんで
いたつもりが、そのバランスが
判らなくなってしまった。

リアルとクラクラだと、厳密に言えば
リアルの方が大事で、そうはいっても
今のクランもクラクラも大好きである。

いろんな方に相談して、最終的に
休憩という形をとる。
最高のクランと最高のメンバーに
挨拶とお礼をすませて、旅立つ。
行ってきます(^^ゝ


窮地

俺の予想通り、最高に楽しめるクランに
なってはいたが、俺自身のリアルが
なかなか落ち着かず、INしたいけど
INできないもどかしい日々が続く。

そんな時、クランの中心になっていた
サブリーダーが脱退、それに伴って
他のメンバーも脱退して、人数が
急激に減ってしまう。

今、俺にできる事は何だろうか?
プロさんについていくと決めたので、
過去の経験を活かして、メンバーを
勧誘し、クランを全力で支えて、
プロさんに少しでも恩返しをしたい。
そこに、役職のありなしは一切関係ない。
俺は、俺に出来る事をしよう。

リアルも落ち着いてきたので、
メンバーをグロチャで集め、人数が
揃って来た事で、少しずつ持ち直してきた。
自分の行動がはっきりと成果に表れて、
とても嬉しかった。
気が付けば、サブリーダーになっていた。
前からいる方に申し訳ないと辞退したが、
クランにいる年数等は関係ないと、
やや強引に言われたので、引き受ける
事にした。

今は本当にクラクラが楽しくて仕方がない。
これからも、全力で何でもやっていこう。

誘い

DMの差出人は、初代リーダーの、プロさん。
内容は、新しくクランを作っているから、
遊びにうちに来ないか?という誘いだった。

今まさにクラクラを消そうとした事はもちろん
黙っておき、今旅人なので今度遊びに行きます!
と動揺しながら返信する。

プロさん、戻って来ないからもうクラクラを
辞めたのかと思ってたら・・・
クランを確認すると、過去に共に戦った
仲間の名前も何人かある。

わくわくしながら、申請を送る。
またあの頃のように、楽しめるかもしれない。
何より、一番お世話になったプロさんと
もう一度クラクラが出来るのが嬉しい。

アンインストール寸前

リーダーも慣れてきた頃、突然訪れるリアルの忙しさ。
俺もリアルが落ち着かなくなってしまい、クラクラを
起動する回数、IN率の低下は避けられなかった。

そこに追い打ちをかけるように、支えてくれていた
相棒が脱退。俺のクラクラに対するモチベーション
は過去最高に下がり、限界を感じたので
リーダーとクランを脱退する。

もう辞めようかな、と思ってアンインストール
ボタンを押そうとした時、twitterの通知が
入る。DMだった。

「うちに、来ないか。」

相棒

日々、本部から指示が来るたびに、ここは
こうします等のやりとりをずっと繰り返すと、
「勝手にしろ。」と告げられる。
そんな時、助けてくれたのは相棒だった。

前から仲は良かったが、改めて本格的な
クランの運営を協力して、一緒に行っていく
のは初めて。その時ふと思い出したのは、
初代リーダーが大事にしていた、人と人の
繋がり。これを根っこに持って、相棒と共に
クラン運営を取り組んでいく。

まずは人を集める事から始める。なかなか
最初の内は上手く行かなかったが、段々
コツもわかってきて、グロチャでの勧誘
も、成功する事が増えてくる。

対戦等は、LINEも駆使して相棒と連携を
取り、勝率も上がっていく。
クランのみんなも、対戦の連携が強く
なっていき、パーフェクトを取った時は
滅茶苦茶嬉しかった。


新リーダー

「アオン」のクランが2代目リーダーに
なって数ヶ月、俺はそれなりにクラクラを
楽しんでいたが、以前のような最高な
楽しさは、なかなか得られなかった。

そんな中、2代目リーダーが急に辞める
話になって、3代目をどうするかの話になった。
俺は、みんなの戻ってくる場所を残す為、
3代目の「アオン」リーダーになる事を決める。

それにしても、本部の指示が多すぎて、
言い方もここをこうしろ的なものばっかり。
俺がリーダーとしてこうしたいと言うと、
「初代の時代にそれをやっていたよね、
だけど失敗したよね。だからそれはダメ。」
と言われる状態。

「俺がいなくなっても大丈夫なクランを作れ。」
「俺が中心のクランを作るな。」
とか、???な発言もあった。それだと、
俺がリーダーやってる意味がないよな、
と思いつつ、これからどうするか考える。

決意

すっかり今のクランが気に入った俺は、
心の底からクラクラを楽しんでいた。
しかし、それは永遠には続かない事を知る。

俺の尊敬していたリーダーが別の人に交代。
しかも、その後突然の脱退。クラクラを
通して人間的にも成長させてくれた彼の
脱退は、あまりにもショックが大きかった。

理由をいろんな人に聞いてもわからず、
その間にも「アローダンプ」のメンバーも
「アオン」のメンバーも何人か脱退。

俺はTH9だったので、今までの流れだと
「アローダンプ」に行く事になるが、
クランの行き先はTHで決めるもの
ではなく、自分で選べるようにしましょう
と提案、「アオン」に残る事にする。

みんなの戻って来る所は「アオン」
俺の好きな所も「アオン」
ここを守って、みんなの帰りを待とう。

TH8の楽しみ

俺の入っているクランは、ガチクランじゃ
ないんだけど、対戦がそこそこ強い。
TH8のメンバーが多くて、ホグラッシュが
主な戦術になっているからだ。

俺もホグラッシュを丁寧に教えてもらい、同格の
相手から全壊をそこそこ取れるようになってきた。
これが楽しくて仕方がない。

前にいたクランでは想像もつかないくらい、
対戦もチャットも楽しい。クラクラって、
こんなに楽しかったのか。

来た時にメンドイと思ってたルールが、
何の為にあるかも段々わかってきた。
時は流れ、俺は長老になり、そのルールを
新規の人に教える側になっていた。

名前と器

それにしても、リーダーの名前の呼ばれ方
が不思議でしょうがない。
英字の名前なんだけど、あきらかに
どう読んでも読めない呼ばれ方をしてるw

しかも、俺が呼ばれたら絶対嫌な奴w
断固拒否するレベルw
でもよく考えたら、それだけ心が広いってことか。

確かに、俺がたまに切れてチャットで喧嘩してる
時も、間に入ってなんだかんだで治めてくれる。
それでイライラが完全に消える訳じゃないん
だけど、もう切れてもしょうがないなって
感じになる。不思議だ。

対戦で失敗した時も、優しく的確にアドバイス
してくれる。それも、何度同じ失敗しても
決して怒らず、何度も教えてくれる。

俺は、リーダーの器の大きさを少し感じて、
あまり迷惑はかけたくないなと思い、
感情的にチャットを書く事を少しだけ辞める。

もうひとりの幕開き

暇つぶし程度に始めたクラクラ。
クランも特に深く考えず、パッと決める。
入った途端、長い長いルール説明が
チャットに流れてくる。

うざい、メンドイ、そして長い。
twitterやblogで有名な所だか何だか
知らないが、こんなに細かくルールが
あるのか。まいったな。

そうはいっても、他に行く所もないし、
それなりにやってみるか。
この選択が、俺のクラクラの認識を
根本から変えた。

2016年10月29日土曜日

第二部あとがき

長い駄文を最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
書きたい事がどんどん増えて行って、
当初の予定より長くなりました。出来は悪いと
思いますが、ひとまず完結した事に
ほっとしております。

この小説で伝えたかった事は2つあります。
1つめは、クランは自ら楽しむ為に選ぶものである事。
2つめは、大きな物事には大抵裏がある事。

1つめは、当たり前の事ではあるのですが、
サブリーダーやリーダー等の肩書きや、
昔からお世話になっているクランであるとか、
リアルの付き合いとかいろいろあって、
楽しくなくても義理や責任感で仕方なく
クランにいる方を多く見かけます。
自分が楽しめていれば、相手を楽しませる
事ができます。相乗効果で、どんどん
良い方向に繋がっていきます。なので、
今楽しめていないかもと思っている方は、
1度他のクランの空気を吸ってみるのも
良いかと思います。(短期間の外出等)
思わぬ良いクランに出会うかもしれませんし、
今のクランが実は恵まれている事に
気付くきっかけになるかもしれません。

2つめは、クラクラで例えると急に何人も
辞めると言い出したり、メンバーの誰かと
誰かが急に仲が悪くなってきたり、
リーダーがころころ変わったり等でしょうか。
裏があると、隠そうとしても隠せない事が多いです。
実際私も、たったひとつのツイートをきっかけに、
完全に裏があると確信した事も経験上あります。
あまり疑心暗鬼にはなりたくないのですが、
支えたい・力になりたいと思う人物を
間違えない為には、必要な事だと思います。

長々となりましたが、ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
最後に、読んだ感想等、今の所クラメンにしか
頂いてないので、もしあればどんな形でも
頂けたら嬉しいです。

別離と繋がり

それは、唐突にやって来た。
私がプレイヤーとして目標にしていた人物が、
自分の限界を試してみたいとの事で、脱退。
そして、他のメンバーも脱退が重なる。
かなり衝撃的だったが、理由が理由なので
後はお任せをと伝えて、送り出す。

その後、残ったメンバーで立て直しを図る。
初めはやばいかもしれないと思ったが、
プロさんについていくと決めたメンバーの
1人が勧誘のプロで、次々と新しいメンバー
を連れてきてくれる。

新しいメンバーは、ルールもなかなか守れず、
言葉遣いも微妙な感じだが、これはこれで
新規クランみたいで楽しい。そして、中には
優秀な新メンバーも数えきれないぐらいいる。

別れもあれば、出会いもある。たかがゲームで、
リアルで会った事はまだ1度もないが、繋がり
をこれからも大事にしていきたい。

あの日の真実

事の発端は、とあるイベントで負けた後の
反省会で起こったらしい。何人かコメントしていて、
前クランのリーダーが書いた内容に、
あの日切れた1stメンバーが噛みついた。
噛みつかれたリーダーは内心切れるも、そこで
言い返したらそのメンバーを脱退まで追い込んで
しまうと考え、大人の対応をする。

リーダーは、何人かクランの中心となっているメンバー
を呼んで、これだとガチクランですね・・・等の
相談を始める。(噛みついたメンバーは除いて)

ある日、リーダーがクラン辞めるみたいな事を書いて、
他の呼ばれたメンバーも悪乗りして、そしたら
私も私もと書いていく。そして、呼ばれたメンバーの
1人が噛みついたメンバーにそれをばらす。

噛みついたメンバーは切れて、
「こいつらみんなして辞めるつもりだよ、はよ辞めろよ。」
「お前らなんかメンバーに、挨拶する資格すらねーし
はよ辞めろよ!〇〇はこっちでするから。」
と、大荒れ状態になる。

その状況を治めるには、誰かが辞めるしかない。
そこで、辞めたのがプロさん。
戻ってと言う話も何人かからあったようだが、
そこまで言われた状態で戻れないし、
戻ったらばらしたメンバーと噛みついたメンバーを
脱退させるしか選択肢が無くなるので、
戻らなかった。

これが、私の聞いた真実。聞いた後、今まで
引っかかっていたものが全てクリアになり、
今のメンバーなら間違いないと、改めて感じる。




経験則

プロさんのいるクランに入ってから、私がまず
意識した事は、今までの経験を活かして発言、
行動する事だった。話をほとんどした事のない
人達も何人かいたので、その人達
から信頼される事を第1の目標にする。

相手が何を考えているか読み、こういう事を
やったら喜んでくれるはずと予想して、1つ1つ
行動して積み重ねる。自分自身の役職はメンバーで
入ったばかりだったが、もともとこのゲームにおいて、
自分の役職を気にした事はほとんどない。

幸い、相性の合わない人もいなくて、優しい方ばかり
だったので、信頼してもらうのにそんなに長い
時間はかからなかった。同時に、チャットでも打ち解けて、
楽しい空間が出来上がっていく。

このクランを選んだ事が正解だった事を確信して、
過疎っていようがかまわず永住を決意する。
そして、それから数日後に、プロさんが前のクランを
辞めた理由を話したい素振りを一瞬見せたので、
今しかないと思い、個別に連絡を取る。
そして、私はあの日の裏側を知る。

2016年10月28日金曜日

リーダーの考え

防衛指定後、初のクラン戦でそれは起きた。
指定通りの援軍が、全く入っていなかった。
内容を見ると、TH11のサブリーダーが前に
入れていた援軍と酷似している。当人に
話を聞くと、いつもの癖で入れてしまった
という話だった。何の為にメールで周知して
もらったんだと思いつつ、次は1人で入れる
必要はない事、入れるとしても必ず指定の
援軍を入れてもらうように伝える。

そして次の対戦で、前回と同じ事が起こっていた。
もはや埒が明かないと思った私は、リーダーに
今の状況をどう思うか聞いてみる。すると、
意外な答えが返ってきた。

サブリーダーが適切だと思う援軍を入れる事、
私が提案した指定の防衛を入れる事、
どちらも間違っていない、いい方法だと思うとの事。

先程の話にある通り、援軍の指定は私がリーダーに
提案し、リーダーが良いと思ってクランルールと
明記して、メールを流している。こんなに簡単に
自分の考えがぶれてしまうリーダーだったのか
と非常に残念に思い、私はTを後にした。

防衛

Tでは、防衛の指定は特になく、TH11のサブ
リーダーがいつも同じ援軍をマッチングが
決まって30分ぐらいで上から順に入れていた。
状況的に、簡単に援軍の中身が予想されてしまう。
防衛を指定するようにした方がいいと
リーダーに伝えた所、賛同してくれて、その日の
内にクランメールで周知もしてくれた。

しかし、その後数日たっても、防衛を指定して
いるメンバーは全体の半分程度だった。
私はチャットで防衛の指定について賛成か
反対かアンケートを取り、賛成してもらった
所で再度防衛の指定を周知して、ようやく
全員の防衛を指定してもらえるようになった。

これでいくつかの案の1つめが形になり、
そろそろ2つめの案をと思っていた私は、
それを伝えることなく、Tを去ることになる
とは全く予想できなかった。

2016年10月27日木曜日

サブが2ndを辞めてから、グロチャでいろんな
クランを見たり、所属したりするも、なかなか
決まらなく、旅人が続いていた。
そんな中、Tのクランのリーダーの言葉を思い出す。
メンバーも意識が変わっているかもしれないと思い、
申請してみる。リーダーは直ぐに受け入れてくれた。

対戦の成績がちょうど5連敗していて、悩んでいる
とのリーダーの言葉に、私は知っている勝率の
上げ方、即効性のある立ち回りを伝える。
戦術やユニット編成もクラメンに伝えて、今度は
クラメンもしっかり話を聞いて実行してくれた
甲斐あって、連敗もSTOPする。

正直、連敗していたのが信じられないぐらい
上手かったし、立ち回りもバッチリだった。
やり方次第で、このクランはまだまだ強くなる
と思った私は、ひとつずついろんな事を提案
していこうと決意する。

2016年10月24日月曜日

勝率

ガチクランの所では、勝率を上げる為にいろんな
事に取り組んでいる。1回目の攻撃は指定の時間までに
行うとか、その為に対戦の時間を調整・工夫する等々。
もちろん、個々の技術も上手い方が多い。
リーダーを中心に、TH9上位メンバーは空攻めを
中心に初見の全壊の割合が高かった。

ただ、そうはいっても問題は様々あり、
対戦のセンスがあってもマナーの悪い学生がいたり
(リーダーが改善させようと、相当の努力をしていた)、
リーダーが複数の垢を使って対戦を攻めていたり、
防衛援軍がなかなか埋まらなかったりと、リーダーの
負担が少し多いなと感じた。

それでも、きっちりクラメンのリプはチェックして、
アドバイスも的確に行う。しっかりしたリーダー
だなと思いつつ、リーダー自身が無理をして
いないか、少し心配になった。

そんな中、少しでも助けになればとTH8の垢を
対戦に参加させるが、その数日後に私自身が
リアルで繁忙になってしまい、INも少なくなっていく。
ガチクランにいる以上、いる間は私自身がガチにできないと
しんどいと思い、メインを脱退させる。せめてサブ
は何とかと思い、置いておくもそちらもINできずに
最終的にはキックになった。
(かなり待ってくれた方だと思う。少なくとも1ヶ月以上)

プロさんがクランを作っていなければ、おそらく
リアルが落ち着いた頃に再度よろしくお願いしますと
言って、戻っていたであろうクラン。
それだけの魅力は、間違いなくある。
今でも時々対戦ログをチェックし、相変わらず
凄い勝率とパーフェクト率だなと感じる。

トライ

時は少し遡る。メインがYを脱退して、
プロさんのクランを訪れるまでの話。

メインの行き先は、特に決まっていなかった。
直ぐに考えたクランは2つ、☆2の99%を
失敗と明言しているガチクランか、それとも
50人対戦で負けなしの勝率NO1のガチクランか。

どちらにしろ、自分の限界を試してみるのも
面白いかもと思ったが、プロさんがクランを
作ったら直ぐに行けるように、永住じゃなくても
OKそうなガチクランを探す。

案外簡単に見つかったので、承認してもらい、
上の事情をリーダーに話す。快く受け入れて
くれたので、助かると思いながら、自分に
できる事を探していく。

2016年10月22日土曜日

第一部あとがき

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
体験と思いつきと勢いと自己満足で書いた
駄文でしたが、ほんの少しでも楽しんで頂けたら、書き手と
しては、それ以上の喜びはございません。

第一部は、これで完結とさせて
いただきます。気になる部分もあるかとは
思いますが、時間と構想が出来ましたら、
続きを書いていこうと思いますm(__)m

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

楽しむということ

色んなクランを色んな垢で訪れ、脱退した私。
そんな中、確信している事が1つだけある。
それは、自分にとって理想のクランは、志を
共にできる仲間と、一緒に対戦やチャットを
自然に楽しめるクランであるという事。
プロさんがリーダーだったクランは、
まさに私にとって理想のクランだった。

あれから1ヶ月、プロさんから何も連絡が
ないので、とっくにクランは作っている
だろうと思い、あえて煽る内容を送り、
クラン名を聞き出す事に成功する。

呼ばなかった理由は、過疎化が酷くて
呼べる状態ではないという事だった。
形を整えてから呼びたかったみたいだが、
何を今更水臭い事を言っているんだと
思いつつ、ブックマークする。

あまり話した事のないメンバーも何人か
いるが、プロさんと同じ志を持っている
であろう事は、容易に想像ができた。
今度こそ、大丈夫。
安心して、申請をメインで送る。
「こんにちは、楽しむ為に来ました。
よろしくお願いしますm(__)m」             





1stメンバーから聞いた内容は、結局の所、
詳しい事はわからないとの回答だった。
その説明の中に、プロさんが切れて辞めた
という話がでてきた。この話がとても引っかかった。

この時点で、この件は必ず裏があると思い、
クランを脱退。ただ、その裏はプロさんから
話すか、話したい素振りを見せた時に
聞いてみようと考える。

裏がある事を気づいていないふりをしながら、
プロさんが新しいクランを作る予定の話を
聞いたので、静かにその時を待つことにする。

青天の霹靂

とある対戦の日に、それは突然やってきた。
プロさんがいない、どこに行ったの?と誰かが
クラチャで騒ぎ始めた。確かに、クランメンバーを
確認すると、プロさんの名前がない。

赤文字を確認したクラメンの話によると、何故か
新しいクランを作っているらしい。全く訳が分からなかった
私は、個別にプロさんにその場で連絡をとった。

そこで、初めてプロさんが辞めたという事実を聞く。
その事実を理解するのに、1分以上かかった。
確かにこの前いろいろあったが、それにしても
唐突すぎる。第1、筋を通すプロさんが、
挨拶も何もなしに脱退するという行動が、
あまりにも不自然すぎる。

プロさんが、何故辞めたのかを聞いてほしく
なさそうだったので、本当の事を聞きたい
気持ちをこらえて、少し冷静になる。
1stのメンバーからの説明もあるだろうし、
しばらく様子を見る事にする。

激情

気が付けば、2個目のサブ垢もTH9。
2ndクランの「アオン」を卒業し、何度か1stクラン
「アローダンプ」にいく前の練習対戦を経て、
平日に1stクランで1度対戦した時に、事件は起きた。

1stと2ndは、クラン戦に対する意識が異なる。
そんな中、2ndのメンバーの攻め残しの連絡が
遅いと、1人の1stメンバーが切れだした。
何故いきなり切れだすのか、私には理解不能だった。
そもそも、何度か練習対戦したぐらいで、そこまで
意識を持って、考えをガチにいきなり切り替える
というのは、無理な話である。

それだけならまだ良かったのだが、間の悪いことに、
プロさんが寝落ちして攻撃を攻め残してしまった。
上の理由で切れるようなメンバーなので、
プロさんは物凄く怒られていた。

あんなのがいるクランに行くのかと内心うんざり
していたら、プロさんが2ndのTH9メンバー用に
クランを立ち上げ、2ndのリーダーは他の1st
メンバーに任せるという話を聞き、安心した。
その安心が束の間だという事も露知らず・・・

気持ち

グラス氏が脱退したい旨をクラチャに
書いたのは、対戦が終わった日の夜の事だった。
ガチクランで自分の実力を試してみたいとの事。
腕は確かなので、その方が向いているのかもしれない。
脱退の事を書いた20分後に、赤文字がクラチャに入る。

送り出して3日後、グラス氏は再びYに戻ってきた。
結局、クランが合わなかったとかで恥ずかしいけど
戻ってきたという話だったが、そんな程度の覚悟で
数ヶ月在籍のクランを飛び出したのかと、呆れて
ものが言えなかった。

しかし、リーダーはグラス氏を歓迎する。
リーダーは、優しい所が最大の長所で
あるが、同時に短所でもある。
私も、大丈夫かなと思いつつ、グラス氏を
辞めさせた方がいい等の発言はしなかった。

その数日後、ある対戦で、私は寝落ちをしてしまい、
気が付いた時は終戦3分前。回転しない頭で
考え、勝ち確なのはわかったので、負担を
かけたくなかった私は、その時に限り急いで援軍を
指定なしでお願いした。

すると、グラス氏が、
「対戦だから、指定して、送るから。」
と言った。寝落ちした私も私だが、
(3分前なんだが、状況わかってるのか?)
(そもそも、この前出戻ったばかりで
何でそんなに偉そうなんだ?)
と思いつつ、援軍を指定すると、別のメンバー
が入れてくれた。

この時点で、あ、もういいやと思った私。
1年半近く、ゲームを始めた時からずっと
お世話になっていてサブリーダーも1年近く
やっていたクランだったが、気持ちが
完全に切れてしまった。
こうして、メインは初めて別のクランに旅立つ。




Depopulation

人の少ないクランでは、よくある話である。
3個目の垢のクランでは、入った当初は
そこそこの賑やかさだったのだが、時間が
たつにつれ、過疎化が進んでいった。

過疎化したクランで対戦の援軍をもらうのは、
ある程度考えて申請する必要がある。
ホグLV4を送れるメンバーは1人だけなので、
「対戦用ホグLV3以上お願いします!」
と申請した。

ホグLV3を送れるメンバーは、5人。
その時のシールドの残り時間は、約5時間。
さすがに大丈夫だろうと考えたが、結局
5時間経っても援軍は入らなかった。

オンラインシールドを30分続けて、ようやく
援軍が入る。状況に限界を感じて、対戦終了後に
私は軽い挨拶をすませて、クランを去った。
人が良いメンバーがそこそこ多いクランだったが、
それだけではクランに永住する理由としては、
あまりにも弱すぎた。

2016年10月21日金曜日

The third

いろいろあったが、対戦もマルチも
2つのクランで楽しんでいる私は、その内
2つだと物足りなくなり、3個目の垢を作る。
効率重視で育て、TH8のホグラッシュが
できる所まで成長し、過疎気味のクランで
のんびりと対戦を楽しむ。

この時はクラクラに最も時間を費やしていた
時期で、3垢のマルチは100・100・50の
250回、対戦は3垢とも毎回必ず参加と
いう事を数ヶ月行っていた。

冷静に考えれば、よくやってたなという話に
なるが、当時の私はそれが日常で、
何もかもを楽しんでいたように感じる。

それぞれのクラメンには初めは黙っていたが、
打ち明けた時の反応が面白かった。
どうやら、勘の鋭い人でも3つある事は
完全に予想外だったらしい。

こうして3つのクランを楽しんでいた私は、
近い内に、自らの選択で3つとも別々のクランに
移る事になる・・・


相性

プロさんのように相性の合う人もいれば、
相性の合わない人もいる。
Yのクランに入って来たグラス氏は、
少し話をしただけで、私の苦手なタイプだと感じた。

確かにクラクラは上手い。村の成長スピードも
断トツに早く、対戦も☆3が多く、クラメンにも
攻めのアドバイスを頻繁に行っている。

しかし、グラス氏の行動には、ひっかかるものを
多く感じた。アドバイスひとつにしても、特にメンバー
が求めている訳ではなくても、かまわず行っている。
そして、残念な事にその伝え方が、完全に上から
目線の言動となっていた。

グラス氏の仕事の上司の方がYにいたのだが、
上司にもタメ口、上から目線の言動を繰り返していた。
私の個人的な考えとして、ゲームが上手いからと
いって偉そうにしている人は、昔から相当嫌いである。

もう1つ引っかかったのは、対戦の立ち回り。
TH9の後半であるグラス氏は、上位のポジション
とはいえ、1回目の攻めは終戦2時間前~1時間前
といつもぎりぎりになる。(2回目は終戦間際)
Yのクランは、勝ちや負けが確定した時は、
練習で好きな所にいけるようになっているので、
おそらくそれが狙いだったのだろう。

本人にもう少し早く攻められないかと聞いた所、
初見が怖いとの回答が返ってきた。
クラン戦において、自己の都合しか考えていない
事がわかった所で、私は会話を打ち切った。


2016年10月19日水曜日

プロメテウス

新天地のリーダーの名前は、プロメテウス氏。
長い名前なので、プロさんと呼ばせて頂く。
プロさんは、今までにいないタイプの人だった。

第一印象は、チャットで面白いネタや下ネタを
連発し、悪乗りが大好きな人だなあと思っていた。
ところが、クランに合わないメンバーに対しては
見極めが早く、結構シビアにキックも行っていた。

そして、プロさんがクラメンに対して真面目に
話す時がたまにあって、その時の本気度が
半端じゃない事を感じ、普段の悪乗りは
チャットを盛り上げる為に演じているだけ
なんだなと、勝手に解釈していた。

演技が上手く、メリハリの効いたクラン運営と
チャットを見て、この人とクラクラをやってたら、
もっとクラクラが楽しくなると思い、出来ることは
何でもやっていこうと決意する。

2016年10月17日月曜日

新天地

サブの新天地を求め、いろんなブログを見たり、
クランを体験したが、どこもいまいちピンとこない。
そんな中、Yに遊びにきていた旅人の方が、
「アローダンプ」というクランに永住したと小耳に挟む。

TH8後半の私は、TH9から募集と
いう事で諦めかけたが、もう一つ
「アオン」という2ndクランがあるようなので、
興味本位で申請してみた。
この行動が、その後のクラクラ人生を劇的に変えた。

直ぐに埋まる援軍、15分で100超えるチャット、
攻める時の応援の数等々、こんなクランが
あったのかとかなりの衝撃を受けた。

クラン戦も、ホグラッシュを多用する人が
ほとんどで、同格の更地をとりまくっていた。
当初は旅人だった予定を、永住しようと
思うのに、1時間もかからなかった。

ただ、サブとばれるとメインも来てくれと
勧誘されるのは簡単に予想できたのと、
チャットが楽しい事もあり、in率を、
メイン:サブ=8:2→5:5に変更する。
対戦日が同じ日は、2つ攻めて2つチャット
して、忙しいながらもWクラクラを精一杯
楽しんでいた。そして、このクランのリーダー
との出会いが、その後の私に大きく影響
する事になるとは、夢にも思わなかった。


2016年10月16日日曜日

一方その頃、メインのアカはTH9になり、
ラヴァが解禁された所だった。
TH7の頃からクラクラの動画を見る度に、
TH9のラヴァや黒バルで空攻めを
したいとずっと考えていた。

この頃、実はゴーレムのLVは1だったのだが、
私は何の迷いもなくラヴァの研究にとりかかる。
ちょうど、ハイブリッドが流行りだしたのと、
クラメンが空を誰もやっていないのを見て、
最初にやってみて、自分のものにしようと考えた。

しかし、上のような考えで上手く行くほど甘くなかった。
ヒーローLVの合計が20で、ゴレLV1の入った
ハイブリッドが成功する訳もなく、☆1の日々が続いた。
その状態は、いくら練習しても改善されなかった。
そして、援軍のゴレは高LVのクラメンに
任せる状態がしばらく続く・・・
(今思えば、一番迷惑をかけていた頃かもしれない。)

そしてようやく、ゴレのLVが3になった頃、ハイブリッドで
初見の更地が生まれる。☆1を量産していても、初見でも
いいからハイブリッドをやり続けてください!と言って
くれたクラメン達にようやく答える事ができた。

私の全壊を自分の事のように喜んでくれる最高の
仲間達を見て、このクランを辞める事は
ないだろうと感じていた。
そう、この時の私は・・・

2016年10月15日土曜日

決意

サブ垢でTH8のホグラッシュが形になり、
初見の全壊も少しずつ増えて来た頃、
Tのクランでは、同じぐらいの村の仲間達が
ドラゴンラッシュで全壊を取れず、苦戦していた。

対空砲が育ちきった村に、ドラゴンラッシュは
相当上手くないと全壊は厳しい。
私は、形になった頃から自分の知りえる範囲で
ホグラッシュのコツや向いているベースを伝え、
リプレイを貼っての解説等を繰り返した。

全ては全壊が取れないと悩んでいる仲間に、
少しでも全壊の確率を上げて、共に喜びを
分かち合えれば最高だ!という思いからの
必死の行動だった。

だが、そもそも私と仲間達の熱量は、根底から
違っていたらしい・・・
彼らは練習は特にせず、対戦も同じドラゴンラッシュを
繰り返し、全壊が取れない状態がしばらく続いていく。

そんなある日、私は1つの考えを持ち、クラチャを打つ。
「リーダー、大事なお話があります。」
「何でしょう?ま、まさか・・・」
「別のクランに行こうかと思います。
長い間、お世話になりました。」
「そうですか・・・残念です。 〇〇さんが良ければ、
またいつでも遊びに来てください(^_^)」

旅人と言いつつ、数ヶ月滞在し、長老まで頂いたクラン。
長居の理由は、対戦以外の所がメインより優れており、
何よりリーダーの人柄が良かったから。
せめてもの礼儀として、メイン垢の名前とクランを
伝えて、私は初の赤文字をチャットに残した。

ガチ攻め

ようやく私のサブもTH8になり、ホグもLV3になる。
それと同時に、マルチでババアチャばかりしていたのを
辞めて、メインとサブでホグラッシュばっかり練習する。

同じ編成を繰り返し練習すると、今まで見えてこなかった
ものが見えてくる。ホグの適正な数、ホグの出し方、
呪文のタイミング、掃除ユニットの数等々・・・

初めはあんなに下手くそだったホグラッシュが、
今はTH8の攻めで一番頼れる戦術になっている。
練習でこんなにも変わるとは!と、衝撃的だった。

この時、下手でも実直に練習すれば、
必ず上手くなれるという事と、上手い事で有名な
人や勝率の高いクランの人は、裏でひたすら
練習を積んでいるのだなと、改めて感じた。

2016年10月14日金曜日

理想的なクラン

サブ垢クランTは、メイン垢クランYと
大きく異なる事が3点あった。

1点目は、勝率がYは7割以上あったのに対し、
Tはギリギリで5割前後。
2点目は、夜のチャットの賑やかさの度合い。
Yが5時間で100埋まるとすると、
Tは1時間で100埋まる。
3点目は、マナーの考え方。
Yは挨拶も特に無し、援軍申請も自由でお礼不要。
Tはinしたら挨拶、援軍お礼必須で、
援軍は前の申請を埋めてからする。

言うまでもなく、相当の違いがあったので、
かなり衝撃的だった。同時に、ひとつの
クランに留まるよりは、いろいろなクランを
経験した方が良いと確信したのも、この頃になる。

2つのクランの良い所を取って、バランス調整したら
結構理想的なクランになりそうだなと、ふと思う。
そんな理想的なクランに入る事になるのは、
まだまだ先の話。

2016年10月11日火曜日

サブ垢

TH8になった私は、ドラゴンラッシュに
限界を感じ、ホグラッシュの練習を始める。
ただ、この練習が面白いぐらい☆0☆1を
連発し、こんな戦術が成功する日が来るの
だろうか・・・と不安になっていた。

そこで思いついたのが、サブ垢を作り、
TH8まで上げて倍練習すれば、何とか
なるんじゃないかな?という安直な考えだった。

エメを使わせようとする村人を一蹴し、
新しい名前を考える。どうせなら、メンバー
にも内緒にして、違うクランに行って見よう
と思い、メインとはほぼ関係のない名前にする。

クランを探す為に、グロチャで挨拶をする。
2秒ぐらいで無言招待が3件きて、かなり焦る。
いろんな人と話して、いきなり勧誘せずに、
こちらの話をしっかり聞いてくれたリーダー
のクランに旅人としてお世話になると決める。


TH7

TH7に上がった私は、真っ先に
ドラゴンを作れるようにして、対戦で
ようやくまともに全壊が取れるようになる。

初めて全壊できた時はものすごく
嬉しかったのだが、月日が経つに
つれ、ある種の空しさを感じるようになる。

いつも同じ編成で、サイドカット、
呪文、援軍のタイミングも同じ・・・
多少失敗しても、元々TH7最強戦術
なので、あっさり全壊になる現実・・・

簡単に全壊が取れてしまう戦術は、
こんなにもこのゲームをつまらなく
してしまうのかと痛感した私は、静かに
TH8への着工ボタンを押した。

2016年10月10日月曜日

援軍と初陣

私の入ったクランは、当初12人ぐらいだった
人数が、冬休みと承認制にしていなかった
影響で、短期間で40人ぐらいになっていた。
その時は、特に通常援軍は指定禁止の
ルールは無い状態ではあったのだが、
「ウィザードお願いします。」
「ドラゴン下さい。」
の申請を頻繁に行っているほぼ同期のクラメン
を見て、援軍って無料じゃないんだから、
もう少し遠慮した方が・・・と密かに思っていた。

そんな中、私にとって初めてのクラン対戦が
開戦された。私のTHは5になったばかり。
クラン戦のルールで一回目の攻撃は同番攻め、
相手の配置にはwiz塔がしっかりある。

その時考えられる最高のユニットを作り、
最高の援軍をもらい、勇気を出して
攻撃ボタンを押す。緊張で手が
震えすぎてやばい・・・
結果は・・・無念の☆1だった。

クラメンは、TH7が多く、ドラッシュで
全壊祭り状態だった。足を引っ張って
申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちで
いっぱいだった。この時点で3人の
クラクラ動画を見るようになり、
最短でTH7まで上げる事を決意する。

クラン




村作りをスタートさせて驚いたのは、
障害物の多さと、
撤去する値段の高さだった。
岩に20000Gもかかるとは・・・

ひとまず、撤去できない物は
そのままで、クランの城とやらを
作って見る事にする。
クランに入ると、援軍を送り
あったり、対戦ができたり、
メンバーとチャットが
楽しめるらしい。

問題はチャットだな・・・と私は思った。
今までのゲームは、チャットの無い物
しか経験しておらず、元々の性格は
人見知りであまり話さない。

なるべく少ない人数で、対戦はできる
誰でも参加可能なクランにしようと
思い、クランを探すと、1分で見つける。
30秒考えて、そのクランに入る。
緊張しながら挨拶をしようとすると、
先にリーダーが挨拶をしてくれた。

リーダーはとても優しく、気さくな方
だったので、緊張はあっという間に
ほぐれて、同時にひとまずこのクランで
頑張ってみようと私は思った。

幕明き

私は、いつものようにスマホを取り出した。
目的は、楽しめるゲームを探す事。
いろんなゲームをDLしては、直ぐに飽きて辞めるの繰り返し。
そんなある日、髭の男のアイコンのゲームが目に入り、
そういえばCMやってたな・・・と思い、軽い気持ちでDLする。










チュートリアルは、親切に教えてくれる村人が
いたので、何のためらいもなくエメラルドを
使用して、建物を建設していく
(騙されたと気づいたのは2か月後)。

一週間続いたらいい方かな?と思ってDLした
「クラッシュ・オブ・クラン」
この時の私は、1年半以上続けて、
尚且つ最高のクランメンバー達が
待っている事など、知る由もなかった。